3/ 5stars

義父に頼まれて購入。 人から借りていて欲しかったそうで、同じものをこちらで見つけたので友人の分もと2冊購入しました。とても喜ばれました。

5/ 5stars

初めて見る拳法でしたが、十個の型が、詳しく演じられていました。言葉はわからないのですが、映像はかなり綺麗で、動作毎に分けてくれたりもするので、この拳法の動作を全部覚えよう、という方には適切なのではないでしょうか。

4/ 5stars

嵩山少林寺の「小羅漢拳」。別名「羅漢拳一路」。かつて松田隆智氏が書籍で紹介した「羅漢拳古譜」絵図がこれと思われます。「二路」または「三路」とも呼ばれる「大羅漢拳」と共に嵩山少林羅漢拳の双璧を成します。なお、套路の長さは、小羅漢が約一分、大羅漢は約二分です。個人的には、小羅漢拳の演武では、このDVDの釈徳揚師の演武が一番好きです。（PAL方式なので、PCでしか見れないと記憶しますが、映像は綺麗です。） 「羅漢拳は、少林拳の代表的な套路であり、全体で十八路（？）の羅漢拳がある。それぞれの套路の風格は異なり、少林寺の十八羅漢の異なる性格と特徴を模して形成された。一路羅漢拳（小羅漢）は、激しく、せっかちな性格の羅漢をイメージしている。二路羅漢拳（大羅漢）は、性格が暗く陰険な羅漢をイメージしている。拳路は、早いと思うと遅くなり、遅いと思うと早くなり、真偽・虚実が定まっておらず、相手に対して防御しずらくし、巧妙に勝利を制する。」（注：十八路の数は諸説あり。個人的には、上記のイメージ差は感じませんが(笑)） ＜以下、参考まで＞ 羅漢拳は嵩山の中では、必須の小洪拳・大洪拳を基礎として習得した者が、梅花・通背・朝陽拳などと並んで、応用段階で学ぶ選択科目的存在ですが、その知名度は群を抜いています。個人的には、実戦的というより、パロディ（表演）的・宗教的・筋トレ的に受け止めています。実践面では梅花拳かな、とも。もっとも、これは、空手・柔道出身の私の身体的慣れが影響しているので個人差だと思いますが。 また、注意点ですが、少林羅漢拳の名称は混同していて、同じ嵩山だけでも複数の派閥があって、「一路」と呼んでいても、全く別の套路もあり、小羅漢拳とは限りません。DVD選びでは、中身を見ないと派閥を判別し難いのが難です。